多摩島しょ地域とは

御蔵島村

Mikurashima

基本情報

  • 面積

    20.55㎢
  • 人口

    301人(R6.9.1時点)
  • 特産品

    あしたば、ニオイエビネ、水(ミネラルウォーター)、柘植・桑加工製品
  • アクセス

    ◆大型客船・客船 竹芝から7時間
    ◆ヘリコプター 三宅島から10分 八丈島から25分

おすすめスポット

◆イルカの見える丘
天気の良い日にはほかの島々が見渡せる丘です。浅橋を横切るイルカを見下ろせることがあるかもしれません。
♦島しょ地域の医療機関
【離島・山間地医療概要】
【医療介護資源】
♦地域の教育機関
御蔵島村小・中学校
高等学校

地域情報

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▶風土
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御蔵島は、都心から南に約200kmの海上に浮かぶ、周囲16kmの小さな島です。
御おやいま山と呼ばれる島で最も高い山を中心に島の周りを最高480mにもなる海食岸が囲んでおり、その独特な島の形は、「お椀を伏せたような形」と言われています。

火山活動が5,000年以上確認されておらず、安定した自然環境が保たれた結果、原生林が広がり、豊富な水資源と多様な野生動物が生息しています。
特に、イルカと一緒に泳げることで知られています。伊豆諸島で唯一水力発電が可能なほど水が豊富で、ミネラルウォーターの採取も行われています。
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▶歴史・文化
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高級将棋駒の材料である黄楊(つげ)の産地であり、2003年からは「ツゲ駒感謝の日」を制定し、イベントを開催しています。
島の祭りである稲根神社の例大祭では、神輿が里を巡ります。
また、境内には江戸時代の御蔵島独立の際に活躍した3人の人物を祀った三宝神社もあります。

1863年にはアメリカの商船バイキング号が座礁し、島民が500名近くの乗員を救出しました。
その感謝と友好の証として、記念碑が御蔵島とニューヘッドフォード市双方に作られました。
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▶地域コミュニティ
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島の集落は港近くに一か所のみで、公共施設や商店が集まっています。
人口は約300人で、徒歩10分程度の範囲に住民が集まって暮らしています。
村民はほとんどが顔見知りで、子供からお年寄りまで、みんなが関わり合いながら生活しています。

新築の家で行われる上棟式の餅まきには、村中の人が参加し、これが島の一大イベントとなっています。
このイベントを通じて、島民同士の温かいつながりを感じることができます。
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▶観光&アクティビティ
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御蔵島への訪問には注意点があります。
キャンプや自転車の使用は禁止で、宿泊施設は少ないため早めの予約が必要です。
また、船の欠航があるため日帰りは不可です。
雨風が強いので傘ではなくレインコートが必要で、水着や上半身裸での散策は禁止です。
詳細は御蔵島観光案内所のウェブサイトをご覧ください。
▶一般社団法人 御蔵島観光協会
https://mikura-isle.com/

御蔵島ではエコツーリズムを推進し、自然保護区域を設けています。
また、イルカと泳ぐアクティビティやハイキングコースが人気で、特に4月~11月はイルカ目当ての観光客で宿が満室になることもあります。
自然豊かな島で、多様な高山植物や原生林を楽しむことができます。
▶イルカの見える丘
https://www.shimajiman.metro.tokyo.lg.jp/03_kanko/mikurajima_kanko.html
御蔵島港から坂を上った場所に丘があり、イルカのイラストがある看板が目印となっています。
運が良ければ陸からでに群れのイルカが見ることができます。
▶長滝山
御蔵島ではエコツーリズムが実施されており、ガイドをつけることでのみ長滝山に立ち入ることができます。
嶺ヶ原から渓谷、大海原に伊豆諸島の島々と、様々なダイナミックな景色を見ることができます。
▶御代ヶ池
御山の山頂にある池で、五千年以上前に火山が噴火し、溶岩が川をせきとめたことから形成されました。
都指定の天然記念物であるツゲの木や、固有種のニオイエビネランなどが生い茂っています。
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▶移住に関する情報
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御蔵島は東京の都心から南へ約200km、面積20平方キロメートルの円形の島で、周囲は高い崖になっています。
島に一つの港は外洋の影響を強く受け、天候により船が欠航することもあります。

人口わずか300人少し、徒歩10分程度の「里」の範囲にまとまって暮らしています。
村民は、ほとんどみんな顔見知り。子供からお年寄りまで、みんなが関わり合いの中でのんびり暮らしています。商店は2軒と農漁協の購買が1軒あるのみです。衣料品や医薬品の購入場所はほぼありません。
▶結婚祝い金
御蔵島村に住民登録があり、婚姻
5万円を支給 ※以後5年定住すること
▶出産祝い金
出生1人当たり40万円を支給

移住定住相談窓口